やらせなしのガチンコ劇的ビフォーアフターで250万再生突破! 「本当はYouTubeやりたくなかった」Lily大野さんがバズったわけ

ごまかしたくないから動画撮影はお客さまの顔出しが前提

 

 

今は縮毛矯正チャンネルのようなコンテンツの並びになっていますが、これはなりゆきです。自分が動画を見るならどんなのが興味湧くかなと思ったとき、思いついたのが劇的ビフォーアフターとか、普通の地味な家族が髪を切って着替えて変身する番組でした。なので、人生初のショートとか、ビフォーアフターの変化が気になる動画にしようと思ったんです。あとは、美容師さんの動画って、バックショットが多くないですか。だけど、それだと例えば丸顔だとか面長だとかの悩みを解決したことがわからない。なので、お客さまの顔出しを前提でやりたいなと思っていました。

 

 

最初の動画はiPhoneで撮影して、アプリで12時間かけて編集するという苦行を経験…。でもその動画をアップロードする日が、ちょうどSHOHEIくんの髪を僕が切る日だったんですよ。SHOHEIくんが髪を切られる動画が5万回、6万回再生されていて、SHOHEIくんのファンの人が僕のチャンネルに登録してくれていたんですよね。まだ一度も更新していないのに。そのおかげもあり、初回から1000回くらい再生されました。さらに、僕のYouTubeでの活動を聞きつけて美容系ECサイトからオファーをいただきまして。今はその会社と専属YouTuber契約をしています。企画や撮影は僕がやって、編集のところを手伝っていただいているんですよ。

 

「続けること」「嘘をつかないこと」が自分に課したルール

 

 

チャンネル運営において大切にしているのは継続することです。週2回は必ずアップロードすると決めて、実際に続けてきました。そして、嘘をつかないこと。できないことはできないとはっきり言うし、自信がないときは自信がないと言います。「僕よりもっと上手い人がいるので紹介しますよ」と言うことさえある。Instagramや美容サイトって、みんな写真を加工したりして「盛って」いるじゃないですか。そうすると、全然リアルじゃないし、お客さまもピンとこないんですよね。クチコミサイトなんかも自作自演があるし、信用できる情報は自分で探さなきゃいけない。だからこそ僕のチャンネルは、嘘や盛ることをやめて、リアルガチでいくことにしました。実際、素人の本当のリアクションが見られるから、信用してもらいやすいし、チャンネル評価にもつながっていると思うんですよね。

 

 

チャンネルが注目されるようになって感じるのは、YouTubeを通じて認知度がものすごく大きくなったってことです。もともとSNSやブログもかなり見られているほうだったんですが、YouTubeとは反響が比べものになりません。老若男女めちゃめちゃ見ている人がいるなと。例えば、僕は予約を受け切れるようにカット1万6500円にしています。でも、好きな子に告白するために僕のもとにカットをしにきてくれる中学生の女の子がいたんですよ。60歳以上の女性の髪を切ることもあるし、みんなYouTubeを見てるんだなぁって実感しました。

 

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