最速デビュー!ロケットスターター美容師 SHEA.編 DREAM PLUS 2020グランプリ受賞者神谷悠太の戦略!

 

サロン歴代最速デビューを果たしたスタイリストにフォーカスする企画「最速デビュー!ロケットスターター美容師」。スピードデビューが全てではないものの、誰よりも早くスタージに上がるには「志」と「戦略」と「努力」が欠かせないはず!

今回は、海外セミナーや武道館でのヘアショーなど、多方面で活躍する「坂狩トモタカ」氏が率いる都内人気店「SHEA.」のロケットスターター神谷 悠太(カミヤ ユウタ)さん。スタイリストデビューして2年目を迎えた神谷さんにデビュー当時を振り返りながら、その当時の戦略を語ってもらいました。

 


 

入社2年目でDREAM PLUSのグランプリに!?

 

 

編集部:早速ですが、デビューまでにかかった期間を教えてください!

神谷 :入社して2年くらいです。カリキュラム的には2年半〜3年くらいのイメージなので、1年程短縮することができました。

編集部:すごい!そもそもSHEA.に入られた理由は?

神谷 :代表の坂狩がサロンをオープンすると知り、チャンスだと思って応募しました。愛知から東京の専門学校に入り、せっかく東京に出てきたからには撮影の仕事もたくさんしたいので、クリエイティブ方面でも活躍している坂狩の仕事を間近で見てみたかったのです。

クリエイティブワークをしっかりと教えてもらい、2020年のDREAM PLUS CONTEST U32部門でグランプリをいただきました!これもデビュー同様、入社2年目のときです。

編集部:それってめちゃくちゃすごいことでは?

神谷 :代表のサポートがあったからなんですけれど。クリエイティブワークにはとても興味があるので、いつかJHAでも爪痕を残したいと思っています!

 

 

編集部:初めから早期デビューを目標にしていたんですか?

神谷 :うーん、実はそうでもなくて。専門学校の同級生のなかには入社してすぐにスタイリストになる人もいましたが、僕はしっかり技術を学んでデビューしたいと思っていました。だから焦っていたわけではないけれど、無駄をなくして効率よく習得することは強く意識していました。

具体的には、技術のチェックをする練習会で、必ず合格できるように準備していましたね。といっても特別なことはしていません。モデルさんを見つけたり、ウィッグでチェックする範囲を重点的に練習したり、という感じです。

 

一つのウィッグで毎回5スタイル切る!

 

 

編集部:効率よく学ぶために工夫したことはありますか?

神谷 :これは僕のアイディアではなく、サロンの方針なんですが、一つのウィッグを徹底的に使い切ることですね。具体的には、一つのウィッグで5スタイルつくるんですよ。まずロングを切って、ワンレングスを切って、グラデーションカットして、マッシュスタイルをつくり、レイヤーで切って終わり、という感じです。

あとは、技術を動画で学べたことも大きかったですね。SHEA.にはオリジナルの動画コンテンツがあるんですよ。いつでもどこでも学べたことが、早期デビューにつながっていると思います。

 

 

編集部:朝練、夜練などの練習時間は?

神谷:僕はあんまり体が強くなくて、無理をすると扁桃腺が腫れて熱を出してしまうことがあるんですよ。そんなにしょっちゅうではないんですけれど、コンテストの準備が立て込んでいるときとか…。

 

 

そうでなくても、ベストの体調で仕事をすることを考えると6時間くらいの睡眠もほしいです。だから朝早くから練習することもあんまりなかったし、終電がなくなるくらいまで残ってやるようなこともほとんどありませんでした。

そのかわり、サロンワーク中も先輩の技術を観察して学び取るなど、全ての時間を有効に使えるように意識していましたね。

編集部:なるほど、ポイントを押さえて学んでいたんですね!

神谷:そのせいで叱られたこともあります。「お前、もうちょっと追い込めよ」って(笑)。あとは、僕の場合、苦手なモデルハントに、専門学校の後輩が協力してくれたことも大きかったです。山野美容専門学校時代、コンテストクラブという積極的にコンテストに出場するクラブの1期生として頑張っていたのですが、学校対抗のコンテストでグランプリを取ったことがあったんですよ。そういう背景があって、後輩たちとのつながりも強いので、モデルになってもらったり、友達を紹介してもらったりすることができました。

 

 

>スタイリストデビュー試験に6回も落ちてボーゼン…!

 

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