福岡Skill代表・河野雅昭、止まらない否定されない新時代の経営論。天神大名で暗中飛躍、東京からのUターン出店で快進撃!

 

マンツーマン施術が評判を呼んで人気店に


売れているメンバーであっても、うちは接客技術を学んでもらうために半年はマンツーマンでやるということを決めていたので、そのスタイルで営業を始めました。そしたら、それが逆に反響を呼んですぐに行列ができる美容室になったんですよ(笑)。オープン2ヵ月後にはメンバーが6人になり、半年で20席のサロンに拡張移転することができました。そして今年2月には東京出店が実現したんですが、東京店を共に立ち上げた桂弥(岩本桂弥さん)とはもう8年来の付き合いです。もともと同じ専門学校の後輩で、3歳下なので在学中は重なってはいないんですけど、就活のときに連絡をもらってからの仲なんです。


僕はアシスタントの頃から、自宅に桂也など数名を招いて、夢を語りあう「五百円焼肉会」を開いていました。当時はお金がなかったので、お互い500円玉を握りしめて180円のストロング缶とこま切れ肉を買って集まるんです。

 

スタイリストになってから、自宅とは別に、集中部屋として一つの部屋を借りるようになりました。家賃3万ほどのボロボロの家ですけど、そこにはスマホを持ち込まず、練習と勉強しかしない部屋にしていて。すると、いつからか「相談に乗ってください」という後輩たちが10人、20人と集まるようになって、毎週月曜日はSNS戦略会みたいなのを開催していたんです。思い返せば、アシスタント時代から僕は将来のビジョンを桂弥に語っていて、いつか一緒にやろうと話していたんですけど、それが実現できた形ですね。


桂弥とは昔から月1回は必ず会っていました。一緒に旅行もよく行きます。先日は経営合宿と題して鎌倉の山奥で鉢巻をして勉強していました(笑)。お互いに大変な時期もありましたし、人間性も理解し合っているので、これから個人的にやりたいことができても笑顔で応援できるんじゃないかなと思っています。今は東京と福岡を合わせてスタッフが30人いますが、来年は50人になります。人数が増えてくると毎日どこからで何かしらの問題が起きますが、東京は桂弥がいてくれるので安心していて。いろいろなピンチを乗り越えて幹部陣が同じ目標に向かって進めるようになったことも、大きいかもしれないですね。





>大人世代に向けた別ブランドもオープン予定


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