お客さまからの依頼が続々! 手作りアクセサリーが武器のスーパーアシスタント

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日々の「種まき」でチャンスをつかむ

 

同じ美容業界で働くアシスタントの方へメッセージをお願いします。

 

自分が好きなものや、美容師としての仕事と絡めてやっていきたいものがあるなら、お客さまやスタイリストを含む周りの人に、例えば「私はイラストが描けるんです」「イラストにすごく興味があるんです」と、積極的に公言するといいと思います。それに、公言するだけじゃなく、実際に個展も見に行ったりすれば、その行動をきっかけに、「あの子はやる気があるんだ」「あの子はイラストが好きなんだ」と周りの人に覚えてもらえますよね。

 

そうして周囲に印象づけていると、イラストついて誰かに頼みごとをしたいと思った人が、ぱっと最初に自分のことを思い浮かべてくれるんです。代表の角はこうした目的を達成するための日々の行動を「種まき」と呼ぶのですが、そういう種まきの機会は実は普段から転がっているんです。

 

−ご自身はこれまでどのような種まきをされてきましたか?

 

以前勤めていたサロンでの社内コンテストや、原宿コレクション、表参道コレクションに参加する度に、「クリエイティブだけは絶対負けない!」と本気を出して取り組んできて、ありがたいことに社内グランプリや、数々の賞をいただくことができたのですが、今思えばこの本気を出した経験が、自分にとっての種まきになっています。この経験があったからこそ、まだ美容師1年目だった頃に、撮影に参加する4人のモデルさんのメイクを一手に任せてもらえたり、店内のディスプレイを作らせてもらえたり、看板の絵を描かせてくれたりといったチャンスをつかめたのだと思います。種まきはみなさんにとっても、嬉しい機会をたくさん生んでくれるはずです。

 

スタイリストへの道を歩みながら、得意のアクセサリー作りでもお客さまの心をつかむ伊杏さん。美容師としての想いを正直に語る伊杏さんからは、夢に向かって突き進む意思の強さを感じました。

 

プロフィール
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伊杏(いあん)

「dea」メインアシスタント。日本美容専門学校在学時に、デザインコンテスト校内グランプリ受賞。その後数々の社内コンテストやウィッグコンテストでも優勝を重ね、業界誌のクリエイティブ撮影の小物作りなども経験。「将来は美容師とクリエイティブと絵をバランス良く楽しんでいきたいです!」

 

(取材/文・阿部夕華)

 

 

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