【YouTube大反響】津賀雅也が魅せる大人美人ショート! 6年ぶりの難易度高めのロングのお客さまをバッサリ切りました!

大人美人な雰囲気を狙うなら、長め設定が◯

 

まずはバックから。アンダーセクションのスライスは前上がりにとって、自然に落ちる位置にコーミングします。えり足からレザーでカットしていきますが、ストロークを大きく振ってしまうとレイヤーが入るので、細かい動きでアウトラインを切り進めます。ネープセクションにはデザイン上、角を残したいので、ここは切らないでそのままにしておきます。

 

 

また切り込んでしまうのが怖かったら、ダイレクションをかけます。そうすると両サイドに角を残すことができます。このパーツは後ほどドライカットの時に切ります。

 

 

次はミドルセクションです。縦で、ガイドをアンダーセクションに合わせます。質感調整の時に浮くことを見越して、ほぼワンレンで切り進めれば大丈夫。やや前下がりにして、この時も角を残した後、ミドルセクションの被った部分は切り返します。前方へダイレクションをかけて1パネル目に合わせて切っていくと、戻した時に丸みが加わってくるのが分かります。結果的に後頭部は丸みが出て、耳後ろはスッキリとタイトに仕上がります。

 

 

よりタイトにおさえたい耳後ろは、さらに中間から毛先へとレザーを動かして、平面から毛量をとっていきます。次にバックに向かってセクションをとったら、今度は毛先に対してレザーを当てて毛量を落とします。毛量コントロールでグラデーションをかけていくと、毛量にとって丸みが出るため、美しいフォルムに仕上がります。

 

 

オーバーセクションに関しては、僕はなるべく段を入れません。ミドルセクションに合わせてダウンステムで同様に前下がりにカットします。さらにオーバーセクションとミドルセクションの中間の毛量を落とします。平面からではなく、レザーを縦に動かして抜いていくのがポイント。その理由は、表面はディティールを優先、ミドルとアンダーは毛量コントロール優先だからです。縦に毛束を抜くことで束感が出ます。

 

>横顔の美しさを演出するには、毛先の残し方が決め手

 

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