「自分の人生なので」と言って美容師を辞めた、その後 -美容室とカメラマン(美容専門学校卒)の関係-

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待っていたのは定着率1割未満の過酷な世界

 

撮影環境を整えるのがスタジオマンの仕事。誰に何も言われなくても、四方八方に気を張って動かなければなりません。要領の良さや気が利くことがすごく重要なのですが、勉強して覚えられることじゃないんですよね。

 

綺麗な雑誌モデルにぼーっと見とれようものなら、「帰っていいよ」と言われるような世界。勤めていた約2年の間で、辞めずに残るのは20人に1人くらいの割合。

僕は直感的に撮影の道を選びましたが、意外と向いていたみたいです。力仕事が多かったので、体が一回り大きくなり、美容師時代より15kgも体重が増えました。

 

スタジオマンとカメラマンアシスタントを兼務していたころは自分の時間は皆無。今の師匠につくようになってからようやく美容室に行く余裕が生まれました。通っているのは「DaB表参道」。そこで働く谷口洋くんとは専門学校時代から親友なんです。友だちの家に行くような感覚で気軽に行ってしまうから、この前調べたら年に18回もお邪魔していることが分かりました。

 

帽子が好きなので、髪型はいつもオールバックとかツーブロックなんですけど、基本的に谷口くんにお任せ。横の毛が伸びると気になるので頻繁に切っています。

 

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