【OfHAIR古里オサム】美の巨人が語るハサミ、ヘア、コスメについて。トータルビューティサロンの真骨頂!天井高6mの自由が丘west店にて取材

 

30年前にオープンして以来、美容シーンを牽引してきたオブヘア代表の古里オサムさん。シャンプーなどのヘアケア商品、コスメグッズなどを展開するオリジナルブランド「オブ・コスメティクス」の生みの親でもあり、今も美容師として精力的にサロンに立つ古里さん。今回はYouTube動画【美容師のハサミ】に登場。仕事観やヘアデザインなど美の巨人ならではの熱いトークはもちろん、モダンで開放的なオブヘア自由が丘west店など見どころ満載です。ぜひリクエストQJのYouTubeチャンネルでお楽しみください。

 


 

動画レポートはこちらから

 

レジェンド美容師が愛用するハサミ

 

本企画では、美容師であり動画クリエイターでもあるトカジショウタさんがナビゲーターを務め、美容師が愛用するハサミをレポートしています。今回のゲストは、美容師なら誰もが知るこちらのお方! 古里オサムさんです。

 

 

トカジ:古里オサムさん、今日はよろしくお願いします。ハサミのお話はもちろんですが、オリジナル商品についてもお伺いできればと思っています。

 

(トカジさん、後ろを振り返る)

 

それにしてもヘアサロン内にこんなに大きな木があるのは見たことがなかったです! それに天井高がすごいです。このフロア構成はどうなっているんですか? こういう内装デザインも古里さんがされるんですか?

 

 

古里:1階、2階それぞれにブースが分かれていて、ネイル、アイラッシュ、トリートメント、カット、コンサルテーションとあります。全部と言ったら語弊があるかもしれませんが、例えばセット面の鏡のデザインはミリ単位まで自分で設計しています。

 

トカジ:もう、デザインの引き出しがすごいですね!

 

古里:実はハサミもオリジナルです。僕は指が短いので、触点からリングまでの距離が短いものを選んでいます。切り方のフォームによって、リングは自分で削っていく感じです。僕はこんな風にハサミを動かしていくから…。

 

(切り方を実演してくれる古里さん)

 

古里:触点とリングまでの幅が狭いと、刃先の力が弱くなるんだよね。手が短ければ、短いなりのサイズが必要だということ。あと形態が太ければ太いほど力強く切れますし、細ければ細いほど繊細に切れます。時代の髪型に合わせて、使うハサミの形状も変わるということ。それを自分でデザインするという感じですかね。

 

 

僕はハサミのデザインも自分でやってるし、シャンプーなどのオリジナル商品のパッケージのデザインも自分でやっています。ボトルのデザインをするときは紙粘土を固めて型を作るところからやります。全てのデザインは素材を生かすこと、だと考えています。

 

 

僕はもともと50、60本位のハサミを持っているんです。昔は何十万円のハサミを使っていた時もありました。その頃の時代と今とでは違って、今はもっとナチュラルなゆるい感じのデザインにするので、そういう意味では刃先も丸めてしまって、柔らかく切るの方がいいと思います。サロンワークでは、5.5、もしくは6インチのハサミで、セニングは30ミリと、35ミリですね。今の時代だと、カチッカチッと切れなくてもいいのかな、と思っています。

 

 

僕、理容と美容両方のライセンスを持っていて、刈り上げとか連続刈りをやっていたんです。でも今のメンズだったら、普通の6インチで十分かなと思っているので、大きなハサミは使いません。以前は7インチのハサミを使っていたことがあるんですけど…。

 

>インナーカラー、ローライトと命名!?

 

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