TOKYO看板アシスタント男子 Vol.8 gricoのビッグマウス寺尾郁哉さん

 

東京のカワイイアシスタント女子をご紹介したTOKYOカワイイアシスタントシリーズから1年。 世は空前の男子美容師ブームです。清潔感などあたりまえ、男子もかっこよく、ときにはカワイく。そんな時代を牽引しているであろうサロンの看板男性アシスタントさんにクローズアップします。

 

美容師たるものカッコイイことも人気の条件。未来のカリスマとなる!? 看板男性アシスタントさんに信条(マイルール)やファッションについてなどを伺いました。

 

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第8回目は目標を決めたら困難な夢でも大声で公言! grico のビッグマウス寺尾郁哉(てらおふみや)さんです。

 

 

高校のときに髪をアレンジする楽しさに目覚めて美容師になろうと決めた寺尾さん。美容学校1年生のときにエザキヨシタカさん(gricoオーナー)を知り、開発や服の販売など、美容師の枠にとらわれず新事業に邁進する姿に憧れました。エザキさんによって、“髪を切ってお客さまをきれいにする職業”と思っていた美容師の概念が全く変わったのだそう。1年生の9月に実際にエザキさんに会って熱い想いを聞いて、もうgricoに入るしかないと決意したのだとか。それからは毎朝一番に学校に行って練習し、「絶対にgricoに入る!」と学校やSNSでも公言。マルチバース(エザキさんがair木村直人さんらと運営するオンラインサロン)に参加し、先輩美容師さんたちと交流する機会を作ったり、毎日ブログを2本以上更新し、そのうちの1本はgricoについて書いたりなどの努力が実って、見事合格。初めは「gricoなんてすごいサロンに入るなんて無理だよ」と言っていた同級生たちも最後はがんばれと学校を上げて応援してくれたそう。入社後は「エザキさんのメインアシスタントになる!」と公言。仕事を頼まれやすいポジションを自ら作ってアピールし見事メインアシスタントに。今の目標は「grico史上最速スタイリストデビューを果たすこと」。今の自分には無理そうなことをあえて「公言」して未来の自分をつくるgricoのビッグマウス看板男子です。

 

DATE

出身:島根

出身校:関西美容専門学校

キャリア:アシスタント2年目

特徴:ビッグマウス男子

 

SHORT Q&As !

 

Question1.スタイルを持って楽しく美容師をするためのマイルールは?

 

好きな人をたくさん作ることです。基本的に人が好きではあるのですが、お客さまでもセミナーなどに行った先でも、人とたくさん話すようにしています。どうでもいい話ではなくそれぞれにとって“実”のある話をするんです。それによって仲良くもなれますし、次に会うのもお互い楽しみになります。好きな人に囲まれて美容師ができれば毎日楽しいですよね。今はエザキさんから広げてもらう人脈ですが、これからは自分でも関係を作っていきたいと思っています。

 

Question2.今一番がんばっていることは?

 

“全部がんばること”をがんばっています(笑)。美容師として目の前の人を魅了し、関わった人に幸せになってもらうためには当然、技術は大切です。でもそれだけではダメで、たくさんの経験や引き出しも必要。そしてgricoがそういう場であるためにはそのためのサロン運営も大切です。どれも欠かすことができないので、全部を同時並行しながら全力でがんばることを今一番がんばっているんです。

 

Question3.今日のファッションのポイントは?

 

自分の好きなものを近くに置いたり身に着けたりすることは、楽しく美容師をするためにも大切な要素。だから、ファッションにもこだわりがあります。基本的には体をしめつけないゆったりめのシルエットが好きです。服を買う頻度は低いですが、Maison Margiela、Dior、YOHJIYAMAMOTOなどテンションの上がるブランドのものを大切に着るようにしています。今日一番気に入っているのはDiorのスニーカーです。ゆったりした服をしめるポイントにしています。

 

Question4.憧れの美容師さんは?

 

エザキです。美容師として、人として尊敬しているので! エザキは常に美容業界のために、スタッフのために走り続けています。でも年をとってもずっとそれを続けるのは大変なことです。だからエザキにもらったステージを僕たちが広げていってgricoが長く人を幸せにし続けるサロンであるようにしたいと思っています。

 

 

Question5.今はまっていることは?

 

一人で行っちゃうくらいカラオケが好き! 最近はセミナーや会食の後にいろいろな方とカラオケに行く機会が増えてきました。たいていは年上の方たちと一緒になるので、楽しんでもらいたいと思って、CHAGE and ASKA、玉置浩二、尾崎豊などの曲を練習していたんです。そうしたらその年代の邦楽が本当にいい曲ばかりですっかりハマってしまいました。

 

Question6.最近お客さまと話して楽しかったことは?

 

最近ベトナム出張から帰ってきたお客さまとベトナム道中の話をしていてすごく盛り上がりました。話自体は下ネタもあって内容は言えませんけど(笑)そのお客さまは実はgricoに入って初めてカラーを塗らせてもらったお客さまだったんです。そうやってお客さまと自分と一緒にストーリーを共有していけるのが幸せだなってふとそのとき思いました。

 

(取材・文・撮影/QJナビDAILY編集部)

 

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