【失敗談】良かれと思ったのに…! やる気が空回って失敗したエピソード10選

 

絶対顧客にするぞ!と意気込んで施術。その後の口コミコメントを見て愕然!?(32歳/男性)

 

ある日、とても顔がタイプのお客さまがいらっしゃいました。どうしてもその人の指名が欲しかった僕は、カウンセリングからやる気満々に。「とてもかわいいですね! これも、この髪型も似合います! というか顔がかわいいので何をやっても似合いますよー!」と、3枚目キャラ全開で褒めちぎりました。仕上がりを鏡でお見せする際も、お会計でも「めちゃめちゃかわいい! 最高!」とダメ押し。しかし、後日口コミサイトを見ると、「担当美容師が最悪だった。チャラくて、ずっとナンパされているような状態だった」と書かれてしまったんです…。

 

 

ショックでした。「どんな口コミの内容であっても目を通して返信する」というのがお店のルールだったのですが、「そんなつもりはなかった」と弁解しても、言い訳にしか見えないと思い、恥ずかしくてそのままスルーしてしまいました。

 

下心がなかったわけではないので、これは自分のスケベ心が生んだ失敗です。お客さまはみな平等、今後は、いき過ぎた「褒める接客」は控えるようにしようと思った出来事です。

 

人脈を広げるチャンス! 意気揚々と出張美容師をしていたら…(28歳/男性)

 

ある日、自称芸能事務所の社長だというお客さまが来店。僕はタレントのカットを担当するのが夢だったので、「これはチャンス!」と思い、極上の接客をしようとやる気満々になりました。気に入られたら所属のタレントを紹介してもらえると考えたんです。そして狙いどおり、社長が「うちの事務所の子たちも頼むよ!」と言ってくれたので名刺を交換。後日連絡があり、「六本木のタワーマンションに出張してもらうことはできるか?」と言われたので、意気揚々と出張しました。

 

ところが、到着するとそこは社長の自宅。しかも社長、奥さま、お子さんの髪を切ってほしいとのこと。「まあ仕方ない。仲良くなったらきっとタレントを紹介してもらえる」と思い、毎月、社長から連絡がくる度、出張しました。しかし、1年経ったころ、一向に紹介してもらえないことに耐えかね、ついに「タレントさんの髪を担当させてもらえませんか?」と聞いたのです。すると社長は、「え? あー、タレント事務所辞めちゃったんだよね〜」と一言。そもそも初めから芸能事務所の社長なんかじゃなかったんです…。

確認もせず利益にあやかろうと思った自分がいけないのですが、結局1年間その社長が「美容室に行くのが面倒」という理由で家まで出張するだけの日々を送りました。しかも気に入られようと無料でやっていたんです…。いいように使われてしまいました。

社長の魂胆に気づいたものの、いきなり「来月から行くのは無理です」とは言い出せず、しばらく出張し続けることに…。その後、所属していた店を辞めるタイミングで連絡を断ちました。これからは正々堂々と頑張ります。

 

>お客さまと仲良くなることに力を入れていた美容師に訪れた悲劇とは?

 

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