創造と経営の接点。「CS made by SHACHU」は、カラーカルチャーを生み出していく。

練習のしすぎでハイライトペーパーが市場から消えた!?

 

 

みやち:CS made by SHACHUって1店舗目でゼロイチだからそれぞれの思いがあるんですよ。情熱を持ってぶつかりあっている。みんな毎日練習しまくっているから、ハイライトペーパー(カラー塗布するシート)が市場からなくなってしまった。これってやばくないですか?

僕はみんなそれぞれが持っている想いがなんとなく見えるんですよ。みんなの想いがずっと続くように切磋琢磨してやってほしいなと。

 

 

鈴木:僕はここで「ああいう生き方いいな」と同世代から憧れられるような人を育てたいし、「あそこで人生を変えたい」と思われる場所にしたいです。

 

そのためにも地方展開を積極的に計画していますし、新しい生き方、働き方を提供し続けなくていけないと思っています。みやちさんは「欧米レベル並みにヘアカラーリストの地位を向上させ、ヘアカラーリストの活躍の場を拡充したい」とおっしゃっていますけれど、それも絶対に実現したい。

 

みやち:カラーリストであることを誇りに思える場所をつくりたいし、誇りを持ってほしいと常々言っています。「カラーだけやってるんだけど」って謙遜する美容師さんもいるけど、そんな必要ないよ。例えば、芸能人だってカットはこの人だけど、カラーはこの人にしか任せられないとか、そういう時代がもう1年くらいしたらくると思うんですよね。

 

カラーに特化することで美容師の価値を高めたい

 

 

鈴木:僕個人の感想ですが、現代の美容師さんは年々と幅広くオールマイティーで高い技術力やSNSでの発信力を求められ続けています。結果的に習得すべき項目が増えるのでスタイリストデビューも遅れますし、自身の強みを理解しきれていないスタイリストも多く見てきました。CS made by SHACHUはシンプルにカラーが好きな美容師さんやカラーリストとしてトレンドを発信したい美容師さんの価値を最大限に引き出したいです。

 

みやち:ゆくゆくはいろんな場所でセミナー講師としてオファーが頂ける様なカラーリストも出てきてほしいです。

 

カラーショップはビジネスとしても有望だと思います。カラーのトレンドは毎年変わるし、カラーはブームでは終わらない。タピオカのようにはならないですよ。それにこの流れは世界に広がっている。しかも、僕らはトレンド発信できる立場にいる。僕は一生、バズり続けるつもりでいます。

 

鈴木:今は、コロナ禍で見えていないインバウンドの日本の美容技術に対する需要も絶対に復活すると思います。そうなったときに全国にCS made by SHACHUがあれば、世界中の人がカラートレンドの最先端を求めてきてくれるはず。みやちさんやMORIYOSHIさんから直接指導いただいた技術や、トレンド感を駆使したCS made by SHACHUが全国にあれば最先端のカラーをどこでも最先端のヘアトレンドを実現することができると思うんです。

 

みやち:まだ1店舗しかないんだけど、CS made by SHACHUのメンバーの子と話していると、目の前に広がる夢や希望が大きすぎて、少し話すとみんな止まらなくなる。そのくらいみんな、これからにワクワクしているんですよ。

これからの全国展開にむけてどんどん準備をすすめて行く中で、これから一緒にカラーで世界を変える仲間と出会えると思うと僕もワクワクが止まりません。

 

プロフィール
SHACHU
CS Beauty & Products
CEO/トータルプロデューサー みやち のりよし

都内の有名サロンを経て、2014年4月、渋谷にSHACHUを設立。2016年12月には2店舗目であるSHACHU -SHIBUYA JINNAN-をオープンさせる。ユニコーンカラー発祥サロンでグラデーション・ハイライト・デザインカラーなどを用いたハイトーンカラーが圧倒的な支持を集めている。最近では全国セミナーやヘアショーなど海外からのオファーも多く、みやちが率いるSHACHUの勢いは止まるところを知らない。新しいデザイン、新しい美容師の生き方を提案する、若き美容師のあこがれの的。
プロフィール
株式会社BELLTREE
代表取締役 鈴木のり彦 

東京神奈川エリアで約50店舗経営。Agu hair salon(業務委託サロン)に加え、FADE&LINE(メンズサロン)、富士東洋理髪店(バーバー)、CS made by SHACHUの共同事業の締結など新しいブランドを立ち上げている。

 

(取材/外山武史 撮影/菊池麻美)

 

 

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