コロナ禍でも拡大し600店鋪超え!躍進を続ける Agu.の「原動力」と「展望」を5人のリーダーに聞いた

 

Agu.グループは2019年11月からの1年間で409店舗から529店舗まで急拡大。2021年に入り勢いは加速し、2021年5月現在、早くも600店舗を超えました。常識破りの成長の裏にはどんな決断、どんな行動があったのか。さらにアフターコロナの美容業界をどのように見通しているのか。Agu.グループの5人のリーダーたちに聞きました。

 


 

緊急事態こそ「スタイリストファースト」の理念を貫く

 

市瀬:2020年4月に緊急事態宣言が出されたとき、まず「スタイリストのみなさんと対話をしてください」とリーダーたちに連絡しました。先行きが見えないなかで最も大切だと考えたのは、スタイリストに歩み寄り、不安を和らげ、モチベーションを失わせないために時間を費やすことだと思ったからです。

 

 

<プロフィール>

株式会社AB&Company

代表取締役 市瀬 一浩

有名店で美容師のキャリアをスタート。低賃金、長時間労働など美容室業界の古い構造に疑問を持ち、長く続けられる職業にしたいという思いのもと2009年にAgu.グループを創業し業界全体の変革に挑む。

 

市瀬:業務委託は個人事業主ですから、働かないと収入が途絶えます。家族の生活を支えるスタッフも多いため、サロンを閉めるわけにもいかない。一方で、お客さまがサロンにきてくれるかもわからなかった。非常に苦しい判断に迫られました。東京と神奈川エリアをメインにサロンを構える鈴木は苦しい毎日だったと思います。

 

 

<プロフィール>

株式会社BELLTREE

代表取締役 鈴木のり彦 

東京神奈川エリアで約50店舗経営。Agu hair salon(業務委託サロン)に加え、FADE&LINE(メンズサロン)、富士東洋理髪店(バーバー)、CS made by SHACHUの共同事業の締結など新しいブランドを立ち上げている。

 

鈴木:本部が融資獲得の後押しをしてくれたおかげで、資金繰りはある程度見通しが立てられたこともあり、万全の体制で営業ができないからこそ「組織を強くする機会」にしようと考えました。業務委託は働き方の選択肢を増やす反面、個人主義になりがち。非常時だからこそ、メッセージが届くと思い、「コロナ禍できてくださるお客さまを100%顧客にしよう」と方向性を明示しました。

 

幸いにも今も多くのお客さまに来ていただいており、有名店出身のスタイリストの流入も増えました。コロナ禍を経てより「選ばれるサロン」になったと思います。

 

市瀬:樋口が経営する東海エリアは、コロナ禍で大きく成長しました。

 

樋口:コロナ禍で何が正解かわからない状態でしたが、「スタイリストファースト」だけは貫こうと。不安で休みたい人がいれば、頑張って働きたい人もいます。「サロンを閉める」という判断はスタイリストファーストと言えない。スタイリストが声を上げやすい環境をつくり、一人ひとりの判断を尊重したことが、クチコミなどで伝わったからか、結果として事業の成長につながりました。

 

 

<プロフィール>

株式会社agir

代表取締役 樋口和貴 

フリーランスを経てFCオーナーに転身後、4年で40店舗以上のオーナーとなり、本部への店舗売却で直営店舗化を行った。グループ内では驚異の出店力で知られる。東海・名古屋エリアでビジネスを拡大中。

 

吉田:僕はとにかく感染予防を徹底しました。地方の場合、感染者が出てしまうと、不当な扱いを受けたり、サロン閉めざるを得ない状況になったりする可能性があると聞いていました。そうなれば「スタイリストファースト」ではなくなってしまう。マネジャーたちと綿密にコミュニケーションをとって、感染予防を徹底し、安心して働ける環境づくりに取り組みました。

 

 

<プロフィール>

株式会社ロイネス

代表取締役 吉田圭一 

創業時をよく知るメンバー。千葉エリアでAgu.グループでのキャリアをスタート。その後自身の店舗の直営店舗化を行い、。現在も美容師として月1回ハサミを握る。

 

丹内:僕は「誰が何をどう伝えるのか」を大事にしています。そのためには、スタイリストたちが何を求めているのか理解しないといけない。2020年はみんなの声を集めて、考え抜いた1年でしたね。

 

 

<プロフィール>

株式会社Puzzle

代表取締役 丹内悠佑

Agu.グループのFC店舗開発を担当。海外事業の立ち上げにも参画。東北地方を中心に約90店舗を展開している。東北エリアNo.1の美容室グループを作ることが現在の目標。

 

樋口:グループのオーナー同士のコミュニケーションも頻繁にありました。

 

吉田:コロナの影響が訪れるタイミングがエリアごとに前後していたので、先に経験しているオーナーの声を聞けることは大きかったです。オーナーそれぞれが個性的で、考え方も違うからこそ参考になりました。

 

コロナ禍でも年間130店舗出店、売上二桁成長を達成。出店拡大を支えるリーダーたちの想い。

 

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