「人に愛を捧げる」敬愛する先輩からのコトダマは、MINXのルーツでもあった。MINX銀座五丁目店ディレクター花岡瑠斗さん

 

第一線で活躍する美容師の人生を変えた「恩師の言葉」を紹介する「美容師のコトダマ」。今回は昨年8月にデビュー後、わずか4カ月でディレクターに就任したMINX銀座五丁目店の花岡瑠斗(はなおか りゅうと)さん。InstagramやTikTokでも大人気の花岡さんが、学生時代の恩師やMINXの先輩からかけられたコトダマを聞きました。

 


 

剣道部の顧問の先生に教えてもらった三つの“じんざい”

 

 

今の僕を作った一つ目のコトダマは、中学時代に所属していた剣道部の顧問の先生の言葉です。

その先生が、卒業する時に「“じんざい”という言葉には“人罪”“人材”“人財”という3つの漢字がある。“人罪”は、組織にとってやってはいけないことをやってしまう人、“人材”は、誰にでもできる仕事をする人、そして、“人財”はその人にしかできない仕事をする人。君たちは“人財”になって、社会で活躍してほしい」という話をしてくれたんです。

それ以来、日常的に、「僕にしかできないことってなんだろう?」と考えるようになりました。父親に同じ話をしたら、「良いことを言うね。たしかにそうだね」と言われて、「やっぱり長く仕事をしている人はみんな自分にしかできないことをしているんだな」と思ったのを覚えています。

僕はこの言葉をずっと大切にしていて、MINXの入社試験のときにも、大きな半紙にでっかく“人財”と書いて、「僕は、僕にしかできない仕事をする“人財”になります!」と自己PRしたんです。その時はややウケでしたが(笑)、ちゃんと入社できました。

 

 

実は、この言葉をくれた先生との交流はずっと続いていて、人生の節目節目で会いに行っているんです。美容師になろうと決めた時、そしてMINXを受けようと決めた時も会いにいきましたね。今では一緒にお酒を飲むこともあります。

考えてみると、学生時代やアシスタント時代などの大切なタイミングで必ずそばに尊敬できる大人がいて、その人に感化されて成長する……ということを繰り返している気がします。

 

>MINXで語り継がれる「人に愛を捧げる」というキーワード

 

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