Instagramフォロワー10万人超! 美容師歴5年で独立した元問題児 -blink兼井遼さん U29次世代美容師-

ヴィダルサスーンのコンテストで全国大会に出場

 

 

専門学校は派手な髪はNGでしたが、僕はそれを無視。授業は要点だけ集中して学ぶけれど、ほかではふざけたりしていて、しかも生意気。先生からすると手がかかる生徒だったと思います。一度、先生から「できることを証明してみろ」と言われて、ギリギリのタイミングでヴィダルサスーンのコンテストに出場したことも。みんな前々から仕込みをしているなか、僕は前日に準備をしていました。やる気がない感じに見えていたかもしれませんが、ヴィダルサスーンの対策は授業でしていたんです。そこだけはしっかり学んでおいたのがよかったのか、コンテストでは全国大会に出場。日ごろの態度が悪いのに結果は出してくるから、先生もやりづらかっただろうなと今になって思います。

 

 

就職活動では都内の有名店をいくつも受けました。ところが、面接が苦手ですべて不合格…。それでも学校の先生の紹介で、二次募集していた立川市のサロンに就職することができました。デザイン性の高いカラーが得意で、都心のハイセンスなサロンに負けないところだったのですが、「やっぱり都心で勝負したい」という気持ちを抑えきれず、1年も持たずに退職。それから派遣美容師として5店舗ほど渡り歩きました。その間もずっと、渋谷や原宿、表参道でやりたいなって思っていましたね。

 

「年齢や経歴なんて記号でしかない」 人気モデルの後押しで一気にブレイク

 

 

あるとき、モデルさんから「Wille(ヴィレ)というサロンがオープニングで募集しているよ」と聞き、その紹介でWilleに入ることに。今でこそデザインカラーで有名なサロンですが、知名度はありません。お客さまがこないし、売上もない…みんなでInstagramを使って、とりあえず発信を始めるところから始まりました。

 

僕も作品撮りをして、毎日それをアップしていましたが、まったくお客さまがこないし、売上も伸びません。売上の基準を達しないとスタイリストになれないので、悶々としていた時期が8カ月か9カ月くらいありました。それでも、コツコツと続けた結果、フォロワーは5000人くらいになったんですよ。

 

転機になったのは、当時モデルをお願いしていた緑川さくらさんの一言。僕は若すぎてお客さまに信頼されにくい部分があったのですが、「年齢や経歴なんて記号でしかないよ」と、さくらさんがInstagramで僕を応援するメッセージをくれたんです。さくらさんはとても影響力があるので、それをきっかけにフォロワーが爆発的に増えました。

 

やがてWilleで結果を出せるようになり、お客さまが普段使いしやすい、日常に寄り添うようなサロンを自分でつくってみたいという気持ちが強くなりました。お世話になったWilleを辞めてフリーランスに転向。Instagramからたくさんのお客さまが集まり、月の売上は250万円くらい。1年くらいかけて自己資金1000万円、融資1500万円を集めて、blinkを立ち上げました。

 

>ヘアサロンにくることを、まばたきするのと同じくらい当たり前にしたい

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