【10分カット】は想像以上に心臓に悪い!出演者が語る収録の裏側。“くびれボブの佐藤優真”דバッサリショートの今泉孝記”が振り返る本気の10分間

 

感覚ではなく、説明できる技術

 

編集部:【10分カット】の現場では、カット後すぐに映像を見ながらアフレコ収録を行っています。しかも台本なしの一発撮り。毎回、出演者のみなさんの“言語化力”に驚かされるんですよ。

 

 

佐藤:本当に、カットが終わってホッとする間もなく「はい、次アフレコです!」って(笑)。「どれだけ過酷な現場なんだろう」って思うくらい、緊張感がずっと続いてました。

 

編集部:でも佐藤さんの「くびれボブ」の技術解説は、とても分かりやすかったという印象があります。

 

今泉:いや、本当にすごかったです。あそこまで理論立てて言語化しながら説明できるのが、まずすごいなって。僕、今思い返すとカット本番より、アフレコの方が緊張してたかもしれないです。

 

 

編集部:意外です(笑)

 

今泉:だって噛めないし、映像の中では自分の手がどんどん動いてるじゃないですか。そのスピードに合わせながら、「何を考えて切っているか」を説明しないといけない。ちょっと説明したいのに、もう次の工程に進んでる、みたいな(笑)。あれはかなり難しかったですね。

 

僕自身、どちらかというと感覚派なんですよ。「この工程が一番効率いいな」くらいの感覚で積み上げてきた部分も多くて。でも感覚だけでは、人に教えられる技術にならない。だから佐藤さんを見て、「もっと自分の技術を言葉にできるようにならないといけないな」と感じました。

 

佐藤:いやいや、僕からすると逆ですよ。今泉さんの“ゴールの作り方”が本当にすごいなと思いました。【10分カット】って最後の仕上がりで全部わかるじゃないですか。でも今泉さんは、スタイリングをほとんど入れなくても、切り終わった時点で完成していた。あれは本当に技術力が高くないとできないことだなって。

 

 

今泉:僕はどちらかというと、「完成形から逆算する」タイプなんですよ。

普段スタイリングしない人なら、何もしなくても綺麗に見える状態。巻く人なら、巻いた時に一番綺麗になる状態。お客さまのライフスタイルに合わせて、完成形を先にイメージして、そこからカットを組み立てています。

 

だから、あの時も「このモデルさんの髪質なら、この仕上がりで成立するな」という判断でした。とはいえ、余裕があったわけではなくて(笑)。正直、時間的にフィニッシュワークまで見せる余裕がなかった、というのが本音です。

 

 

 

 

「上手い人は、コームの取り方が違う」

 

編集部:【10分カット】って、技術だけじゃなく、“経験値”まで見えてしまう企画ですよね。

 

佐藤:本当にそう思います。動画だからこそ余計にわかるんですよ。ハサミの動かし方、コームの取り方、身体との一体感というか。「どれだけ積み重ねてきたか」って、結局所作に出るなって。

 

 

今泉:めちゃくちゃわかります。若手の子だと、何回かコームスルーして整えてから切るところを、経験値のある人って一発で決まるんですよね。無駄がないし、見ていて気持ちいい。ああいう所作の美しさって、技術力と経験の掛け合わせだと思います。

 

佐藤:僕もそこ、すごく見ちゃいます。特に今泉さんのカットは姿勢とかボディポジションが本当に綺麗で。僕自身もそこは大事にしているんですけど、「美しいな」って素直に思いました。バタバタしていないのに、ちゃんと間に合っている。あの余裕感はすごいですよね。

 

今泉:でも、そういうのって結局、積み重ねですよね。毎日のサロンワークの中で、どう効率化して、どう無駄を削るかを考え続けた結果というか。

 

 

 

>出演後に起きた変化。「見ました」が増えた

 

 

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