ミステリアスなオオモトさんの「頭の中」を教えて! なんで「髪と僕」を作ったの?

 

BRIDGEのオオモトシンイチロウさんと言えば、業界誌での連載や、サロンのWEBサイトとは別の個人での「髪と僕」というサイトの運営、Instagramのフォロワーは4万人超えと、多彩な活躍をする著名な美容師の1人。

 

でも意外とミステリアスというか、どんな人なのか知られていない気も…。そこで今回はそんなオオモトさんの頭の中を探るべく、本人を直撃。オオモトさんは、一体これまでどんなことを考えてきたのか、そして今何をしようとしているのでしょうか。

 


 

美女に一目惚れして美容の道に!? BRIDGEを見つけたのは偶然だった

 

 

美容師を目指したのは中学2年のころ。友だちの紹介で、初めて美容室にいったとき、担当してくれたのがハーフのような顔立ちに金髪ロングヘアのきれいな美容師さんで。中学生の僕がこれまでの関わったことのないジャンルの方だったので、ドキドキが止まりませんでした。その憧れが、美容師になりたいというモチベーションに変化したんです。

 

専門に入ってすぐのころは、周りにおしゃれな人がいて浮かれていました。でも最初のテストで優劣がつくのを目の当たりにして焦ったんです。高校のバスケ部時代の、身体的な条件でレギュラーから外れるという悔しい思い出もあってか、美容なら今からでも上を目指せると思い、真面目に勉強するようになりました。

 

BRIDGEを知ったのは偶然なんです。

 

近くに行きたい古着屋さんがあって、そこへ向かう途中に、「おしゃれなインテリアショップがあるな」と思ったらそれがBRIDGEで。帰って調べると、メンズ誌にも掲載されているような美容室だと知りました。後日さっそく行ってみたら、担当してくれたヒロシ(現barba-hair)が個性的でかなりのインパクトを受け、このサロンの雰囲気やセンスのよさに惹かれたんです。

 

最初のキャラは「エンタメ美容師」! 業界紙では筋トレ企画を担当?

 

 

アシスタント時代は、オーナーである西本にみっちり育てられました。技術はもちろん、ファッションや髪型、さらに「キャラ立ちしろ」と言われ続け、撮影にもついて行かせてもらえたので、早くから雑誌編集者の人たちとのつながりもできました。

 

当初のキャラは、「エンタメ系美容師」。自分でもそう名乗っていました。

 

最初はサロン営業中にゴシップネタ、つまりエンタメトークをするキャラでしたが、だんだん人を楽しませるエンターテイナーの要素が強くなり、芸人のようにネタをやるようになったんです。花見や先輩の結婚式、忘年会など、イベントでは必ずネタを見せていましたね。その甲斐あって、業界でエンタメ美容師としての認識を広げることができたんだと思います。業界誌ではヘアスタイルの特集ではなく、なぜか筋トレをする企画など、変わったものを依頼されることが多かったです(笑)。

 

高校時代から人前で漫才をやっていたので、人を楽しませるのが好きではありましたが、美容師としての自分を確立するためには、それでもまだ何か足りないと感じていました。

 

>ブログじゃわからない、自分の魅力を知ってもらうために。「髪と僕」スタートの理由とは?

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