#♡♡♡♡♡♡♡でTOPにでてきた人vol.16 #ウルフヘア NORA小杉拓馬さん

 

今やSNSは美容師にとって欠かせないツールです。スタイルを発信して集客につなげるのはもちろん、お客さまとのコミュニケーションに使ったり、サロンワークの記録用だったり。使い方や発信の理由はさまざま。溢れるポストの中、#(ハッシュタグ)でスタイル名や技術名がアピールされているのは見る方にも大切な指針になります。そこで、Instagramで#♡♡♡♡♡♡♡(スタイル・技術名)で検索した際に、そのときの人気TOPに上がってきたスタイル写真の美容師さんにそのスタイル・技術についてのこだわりや、SNSの使い方などについて伺います。

第16 回は#ウルフヘア。#ウルフヘアでTOPにあがってきたのはNORAのスタイリスト・小杉拓馬さんでした。

小杉さんはどのように#ウルフヘアでTOPに出てくる人になったのでしょうか。スタイル作りのこだわりやSNSの取り組み方について伺いました。

 


 

「おしゃれな人だけに来てもらいたい」尖った考え方を持っていたデビュー当初

 

 

――小杉さんのご経歴を教えていただけますか?

 

はい。新卒でNORAに入社して現在6年目です。2年2か月でデビューしました。デビューはおそらく社内で一番早かったのではないでしょうか。

 

――#ウルフヘアで検索すると小杉さんのスタイルがInstagramのTOPに出てきます。ウルフヘアはいつ頃から打ち出しているのでしょうか?

 

デビューしたときに、会社から「どういうお客さまに来てほしいのか?」いわゆる、『ペルソナ』を考えなさいと言われたんです。それでしばらく考えて思いついたのは、「誰に来てほしいと言うより、おしゃれに興味がない人は来なくていい」という性格の悪い考え方で(笑)。

 

 

これと言うお客さまの人物像はなかったのですが、とにかくおしゃれを楽しんでいる人たちと仕事がしたいと思ったんです。そういうお客さまたちと接して色々考えると自分の幅も広がってくるんじゃないか、と。なので、「おしゃれな人じゃないと行けない空気感の美容師」を目指そうと考えました。その一番わかりやすいアイコンがレイヤーだったんです。というのも、僕はカラーで打ち出すのが嫌だったんですよ。若手だったらカラーの方が打ち出しやすいし、客単価も上がるので楽なのですが、この原宿・青山エリアでカラーがうまい美容師さんは山ほどいます。そういう人たちと同じ土俵に立った時に、勝負はできたとしても一番にはなれない。だから、「若手だけどカットで打ち出したい」と思ったんです。

 

>客ハンが嫌! 代わりに始めたのがSNSだった

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