ニューヨークの美容師ってどんな風に働いているの? 「あの人に会いたい」美容師×美容師の化学反応  第5回FILMS若林紀元さん×Frederic Fekkai荒川智大さん

「FILMSの社員旅行はラオス。現地で子どもたちの髪を切ったんだ」(若林さん)

 

 

若林:ウチもそれに似たことはしているよ。社員旅行で誰も行ったことのない世界遺産のある国に行くっていう取り組み。今年の年初にラオスに行ってきた。そこで現地の小学校にお邪魔して髪を切ったりして。単純にいい経験になるし、新しい視点を手に入れられれば仕事にも役立つしね。ほかにも、自己投資の時間は大切に考えていて、たとえば、読んだ本をみんなで回し読みをしたりね。ゆくゆくはライブラリーをつくりたいなって。

 

荒川:いい取り組みだよね。そういう社員旅行なら俺も参加したいなぁ。

 

 

あと、日本とアメリカの働き方の違いってところだと、アメリカのほうが分業がかなり進んでいるよ。スタイリストとカラーリストが別々なのは当たり前だし、ネイリストやレセプションもいるんだけれど、ハウスキーパーっていって掃除の専門の人もいる。自分のやるべき仕事にフォーカスする仕組みができているんだよね。

 

それに、シフト制なので自分のお客さまがくる時間にサロンにいき、終わったら帰るのが当たり前。ミーティングもそんなにないよ。個人の時間を尊重している感じだね。

 

若林:同じ仕組みが日本でつくれるかはわからないけれど、今日は参考になる考え方をたくさん聞くことができたよ。

 

荒川:そうかな。いつも刺激をもらっているのは僕のほうだけれどね。1年に1回くらいしか会うことがないけれど、着実にステップアップしている感じがした。スタイリストになり、店長になり、独立して代表になり…負けていられないなって思っていたよ。

 

若林:僕は荒川くんが海外に行くっていう話を聞いたときから、成功するんだろうなって思っていた。また会ったときに、おもしろい話をしたり、成長している自分を見せたいし、お互いに高め合っていけたらいいよね。これからまだまだ、ここからが本当に長い道のりだと思う。苦労ややりがいを分かち合いながら、いい関係でありたいよね。

 

荒川:本当だね。今日はいい時間をありがとう。

 

 

 

プロフィール
FILMS
若林 紀元(わかばやし のりもと)

山梨県出身。東京マックス美容専門学校卒業後、山梨県内のサロンに勤務。上京し、ZACCを経てBelleで店長などの要職を経験。2017年9月1日に、設楽雅貴氏、笠井智博氏と三代表体制で、銀座に美容室FILMSを立ち上げた。2019年4月に芝浦店オープン。主に経営戦略、人事・広報などを担当。
http://films-hair.com/

 

 

プロフィール
Frederic Fekkai
スタイリスト/荒川 智大(あらかわ ともひろ)

美容室ZACCでスタイリストとして活動後、2011年に渡米。NEW YORKに拠点を移し、マンハッタンのサロン1店舗を経て5th Ave.にあるヘアサロンFrederic Fekkaiにスタイリストとして所属。(2019年8月現在)世界中から集まる一流の顧客を持つ。サロンワークを中心に、マガジンやTV、ファッションショーでも活動中。

 

(文/外山  武史  撮影/菊池 麻美)

 

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