悪用禁止! 売上アップだけじゃない“オリジナル商品”のメリットを有名サロンに直撃インタビュー!

アプローチが届かないお客さまへのリーチ方法! ロフトに商品を展開した理由とは? ―ALIVE西川 礼一さん

 

 

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ALIVEのオリジナル商品(計8種類)

 

・カラーキープシャンプー(3種)

・カラートリートメント(3種)

・パウダーブリーチ

・美容師国家試験用セットローション    

 

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―オリジナル商品をつくった理由を教えてください。

 

開発の理由はふたつあります。

 

まずは、美容師がいなくても、売上をつくることができるキャッシュポイントをつくりたいと思ったから。オリジナルの商品がないサロンは、お店があってそこに美容師がいないと売上をつくれないので。

 

次に、ALIVEのブリーチカラー比率が90%以上だったこと。ブリーチされるお客さまが、ご自宅でケアをするために必要だと思い開発に至りました。

 

―どんなメリットがあると考えましたか?

 

店販率の向上と、それに伴うスタッフへの利益還元。そしてサロンの認知度のアップです。

 

自信を持って提供できる商品をつくろうと思っていました。そのことにより、スタッフがその商品を好きになってくれれば、自然とお客さまにおすすめできるようになり、店販率がアップすると考えました。そして、利益率の高い商品で売上を上げれば、それをスタッフに還元し、働く環境をよくすることができます。

 

また、オリジナルであれば商品からALIVEを知ってもらえる可能性もあり、サロンの知名度アップも期待できると考えました。

 

―オリジナル商品をサロン以外に展開していますか?

 

ネット販売とロフトで販売しています。

 

ネット販売は、amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングです。ネットへ展開した理由は、商品を欲しいと思っている方がすぐに購入できるようにするため。

 

今はSNSで発信することで、不特定多数の方にも見てもらえるようになりました。しかし、お店だけの販売だと、欲しいと思っている方の手に届きにくい。また、欲しいと思ったその瞬間に買えるのが今のニーズだと思うので、気軽で簡単に買えるよう複数のサイトで展開しています。

 

ロフトへ展開したのは、サロンの認知度アップが狙いです。

 

ロフトには、さまざまな目的を持った方が買い物にいらっしゃいます。来店客数が多いロフトに置くことで普段アプローチが届かないお客さまの目に止まるタイミングが増えると考えました。

 

オリジナル商品を開発したことでどのような成果が得られましたか?

 

やはり、各スタッフが自社商品に愛情を持ってくれたので、お客さまへ自分の言葉で商品についてお伝えすることができるようになり、店販率があがりました。目的だった利益率の高いキャッシュポイントをつくることも達成でき、売上の生産性が向上、スタッフの勤務環境、店販のバック率もよくなりました。

 

想定外だったのは、インスタグラマーの方が製品をインスタにアップしてくださったこと。商品の売上アップだけでなく、店舗の集客も伸びました。

 

 

<プロフィール>

 

 

ALIVE

西川 礼一(にしかわ れいいち)

1982年生まれ。高知県出身。関西美容専門学校卒業後、都内1店舗を経て、2012年『ALIVE omotesando』を設立。2014年に『ALIVE harajuku』、2016年にシェアサロン『F』、2018年5月に同ブランド3店舗目となる『ALIVE kichijoji』をオープン。現在は経営オンラインサロン「NO LIMIT」に参画。全国各地で開催するセミナーも人気を集めている。

 

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