【堀江昌樹】編集部員が摩訶不思議なアレに体当たりレポート。ハサミなのか?コームなのか?TOKIKATAってナニ?

 

 

美容業界にはさまざまな商品や道具が溢れています。なかにはコレはいったい何?どうやって使うの?と疑問だらけの商品もあります。

ここで登場するアイテムTOKIKATAも、実はその分野に属するのかも。リクエストQJの編集部員Xが、体を張って(!?)レポートします。

取材に協力してくれたのは、堀江昌樹(ほりえまさき)さんです。堀江さんといえば、JENO代表として活躍後、現在はフリーランス美容師をしながら新店舗出店に向けて慌ただしく準備中。そんな堀江さんに、ハサミのように見えてハサミではない、摩訶不思議なTOKIKATAについて直撃してきました。

 


 

プロローグ:シニア女性の切実な悩み「つむじ」

実はわたくし、編集部員XはリクエストQJの取材を通じて、たくさんの美容師さんに会っています。私自身は美容師ではなく、カットの専門知識を持ち合わせていませんが、できる限り、ありのままのレポートを努めさせていただきます。

 

いきなり脈絡のない自己紹介になりますが、私は広島県出身。広島では「つむじ」のことを「ぎり」と呼びます。全国的にも、「つむじ」を「ぎり」と呼ぶのは広島県だけだそう。幼少期から、「ぎり」は日本国内どこでも通用する、いわゆる共通語だと思い込んでいた私。だいぶ大人になってから都内のヘアサロンに行った時、東京の美容師さん相手に「ぎり」が全く通じなくて戸惑ったものです。

 

ギリ? 義理と人情? やっぱり仁義なき戦い(1970年代の任侠映画)の舞台は広島だもんねー。と、変な風に話が空回りしたっけ…。

 

さて、本題に戻しましょう。

 

今回のレポートする現場、東京・代々木にあるTOKIKATAスタジオ

 

そんなわたくし、編集部員Xの頭には、つむじが2ヶ所あります。それがとても厄介な場所にあるのです。一つは額の生え際あたり。もう一つは後頭部のやや下あたり。そのせいで、前髪を下ろすヘアスタイルは完全に諦めていました。ましてや後頭部のやや下あたりのつむじにおいては、その日の風向きによって根元からパックリと開き、円形ハゲっぽく見える始末。若い頃は、後頭部のハゲ風を隠すため、根元から強めのパーマをかけて誤魔化していたものでした。

 

つむじに関して、あれこれと試行錯誤し、格闘していた私。近年はグレイカラーに対応するため、パーマを避けていました。素髪状態の後頭部は、常に私の監視対象で、直接目視できないからこそ気になるのです。風が吹いた瞬間、あそこがパカンと割れないかしらん。ハゲてると誤解されないかしらん、と。

 

前髪の分け目も気になっていました。前髪を下ろして小顔に見せる、という手段は、額に「つむじ」のある私には絶対無理無理無理。

 

悶々としていた私に、ある美容師さんから紹介されたのが「ホリエさんのトキカタ」でした。

ん?  ホリエさん? トキカタ? 

 

その時点で疑問がいっぱいなのですが、ざっくりと私が掴んだ情報は「ホリエさんとは、JHAの常連であり、apishクリエイティブディレクターとして知られた堀江昌樹さん」ということ。そして「トキカタという、ツムジ隠し専門の道具があり、堀江さんがその伝道師らしい」ということ。

 

 

とにかく堀江さんを訪ねてみよう! こうして堀江さんがいるスタジオを訪れたのでした。

 

工房も併設されたスタジオでは、サロンワークも可能

 

>堀江さんとご対面!噂のTOKIKATA体験


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