スタイリストデビュー前に、イラストレーターデビュー!? — graphicmaster_kobaこと、LECO小林賢司さん

2018.03.23


今年2月、新店「LECO」をオープンした内田聡一郎さんのもとで、スタイリストデビューを果たした小林賢司(こばやしけんじ)さん。実はスタイリストデビューよりも先に、イラストレーターとしてデビューをしていたのだとか! 映画の登場人物や有名キャラクターを「下手ウマ」なイラストで描写する、グラマスこと@graphicmaster_koba。既に個展開催やアパレルブランドとのコラボレーションアイテムの製作などを行い、活躍の場を広げています。忙しいアシスタント業の隙間を縫ってイラストレーター活動を始めた理由は、美容師としての作戦なのか、それともただの趣味なのか? ご本人にお話を伺いました。

 



遊びから始まった趣味が、仕事になった日



実はそんなに昔からイラストを描いていたわけじゃないんです。学生の頃から絵を描くことは好きでしたが、今のように描き始めたのは一昨年の夏休みから。本当に最近なんですよ。友人とカリフォルニアを旅行していて、暇な時間に彼の顔や道行く人を遊びで描いたのがきっかけでした。そのときに友人が「いいじゃん!」ってすごく褒めてくれるものだから、インスタグラムにアップしてみたんです。そうしたら思いのほか反響があって、うれしくなって…。そんな感じで美容師・小林賢司とはまったく関係のない人物として、「graphicmaster_koba」は生まれました。

それからイラスト用にインスタグラムの専用アカウントをつくって、少しずつイラストをアップしていきました。僕は映画が好きなので、映画関係の人物を描くことが多かったですね。その後、知人のカフェで個展を開催させてもらい、それを皮切りにこの1年半で個展を4回やらせていただきました。毎回1週間くらいの展示なのですが、その度に次のステージに出会えるという感じ。個展やグッズ製作、ファッションブランドとのコラボレーションやアウトドアブランドのカタログ製作など、いろいろなお声がけをいただいて、自分でも思いがけない速度で描かせていただける場が広がっています。


喜んでもらえるのが一番うれしい

 


個展のときは、その場所に合わせて毎回描き下ろすようにしています。だいたい40枚程度。紅茶屋さんのときはイギリスしばり、アパレルショップ「name.」での個展では、スタッフの方が無類の映画好きだったので、映画しばりで描かせてもらいました。

やっぱり根が美容師だからか、オーダーに応えるとか、ウケるポイントに当てていくような描き方が好きみたいです。描くこと自体も楽しいのですが、それ以上に反響がもらえたり、喜んでもらえるのがうれしいんですよね。個展では絵の販売もしたのですが、 40枚展示して35枚売れたときには本当にびっくりしました。僕の絵はスペシャルでもないし、ものすごいアートでもない。正直言って、ただの「下手ウマ」なイラストです(笑)。でも身近なアートとして、人の生活に溶け込んでいけるなら、それはすごく幸せなことだと感じています。

 

>アシスタントなのに趣味? 副業? 自分の中の折り合いのつけ方

 

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