スタッフを信じて仕事を任せ「自分にしかできない仕事」にフォーカスする -December 北田ゆうすけの習慣 後編-

 

都内有名サロンの要職を経て、2018年に独立し渋谷・原宿エリアにDecemberを立ち上げた北田ゆうすけさん。やわらかくケアしやすいカットに定評があり、経営面ではスタッフを活かす店舗づくりが得意です。今回はそんな北田さんが大切にしている習慣を教えていただきました。本企画は前編・後編の2回にわたり公開します。まだの方はぜひ前編とあわせてご覧ください!

 


 

1人より2人のほうが大きな感動を与えられる

 

 

独立前に勤めていた都内有名サロンは大型サロンで、一人のスタイリストが300人から500人のお客さまを担当していました。そのため、スタイリストとアシスタントのユニットで動くのが当たり前で、人気スタイリストになると4人くらいがサポートに入ることがありました。

 

そういう環境で経験を積んできたので、僕はスタッフにどんどん仕事を任せています。もちろん、いきなり仕事を任せるのではなく、新しいことを始めるときはスタッフと話し合います。

 

どこのサロンも、おそらくスタイリストになってしばらくは、お客さまとマンツーマンで施術することになると思います。けれど、だんだんとお客さまが増えてくると、アシスタントと一緒におもてなしをするようになる。マンツーマンで施術するほうが満足度も高いという人もいると思いますが、僕は1人より2人、2人より3人いたほうが、お客さまの満足度が上がると考えています。自分ひとりで与えられる感動には、限界がありますから。

 

 

どうしたら、仕事を任せられるようになるのか。しっかりと時間を確保してスタッフに教えることも大事ですが、一番重要なのは「信頼して任せること」と、失敗したり上手くできなかったときに、「そりゃそうだよね」と受け止められる自分でいることだと思っています。

 

>ゼロイチの「仕掛け」をつくるのが僕の仕事

 

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